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いちばん危険なトイレといちばんの星空―世界9万5000km自転車ひとり旅〈2〉 (世界9万5000km自転車ひとり旅 (2))

いちばん危険なトイレといちばんの星空―世界9万5000km自転車ひとり旅〈2〉 (世界9万5000km自転車ひとり旅 (2))
石田 ゆうすけ
いちばん危険なトイレといちばんの星空―世界9万5000km自転車ひとり旅〈2〉 (世界9万5000km自転車ひとり旅 (2))
定価: ¥ 1,575
販売価格: ¥ 1,575
人気ランキング: 37655位
おすすめ度:
発売日: 2005-01
発売元: 実業之日本社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
いちばん危険なトイレといちばんの星空―世界9万5000km自転車ひとり旅〈2〉 (世界9万5000km自転車ひとり旅 (2))の詳細を見る

たまには実家に帰って両親に顔を見せてやろうかと思う。しかし、田舎というのは超退屈なのだ。本の2~3冊は持ってかないと間が持たない。今回の帰省では「いちばん危険なトイレといちばんの星空―世界9万5000km自転車ひとり旅〈2〉 (世界9万5000km自転車ひとり旅 (2))」を旅の友とすることにした。

JR上野駅から宇都宮線に乗る。幸い、上野発の列車なので席は座り放題だ。さっそく「いちばん危険なトイレといちばんの星空―世界9万5000km自転車ひとり旅〈2〉 (世界9万5000km自転車ひとり旅 (2))」を取り出し、本の中に没入するが、馬鹿な子供が私の周囲で嬌声をあげている。いや、嬌声などという生やさしいものではない。

ここは動物園か?と言いたくなるほどの野放しぶりだ。親が見ていない隙に「いちばん危険なトイレといちばんの星空―世界9万5000km自転車ひとり旅〈2〉 (世界9万5000km自転車ひとり旅 (2))」の表紙の角で奴らの眉間を思いっきりヒットしてやった。

切り口がユニーク
題名からしてユニークだが、内容も切り口がユニークでよい。
普通旅の記録や本というものは時系列に沿ってある程度の主観を交えながら淡々と伝えていく形式が多いが、この本はテーマを設けてそのテーマに沿って自身の体験を交えて描いている。
テーマを絞って書いているため、目次を見て興味があるところから読んでいけるし、テーマがはっきりしている分、述べられていることも分かりやすい。
新しい発送に4つ星をあげたい。

喉に引っかかった骨が取れたような感じ
「行かずに死ねるか!」で、7年半かけた
世界一周自転車旅行を描いた石田ゆうすけさんが、
同じ旅行を違う切り口で描いた作品です。

切り口は「世界で一番○○だったのはどこ?」です。

前作は時間の流れに沿って大旅行のスケールを感じさせ、
自分自身の旅の心境と旅行先で会った仲間を中心に
全体がストーリー性のある作品に成っています。

それに対してこの作品は世界一の遺跡、
世界一メシがうまい国など、いくつかのテーマで
良い面悪い面、両方の面で心に残った国、場所、物、人を
旅の順路と関係なく描いています。

読む順番としては「行かずに死ねるか!」を
先に読むのが絶対お勧めです。

読後感としては「行かずに死ねるか!」は面白いんだけど
大旅行のほんの一部を垣間見ただけのような感覚が残り、
残りの部分をもっと知りたいという思いが残ります。

「いちばん危険なトイレといちばんの星空」は
その知りたかった部分のおいしい所が書かれており、
しかも切り口が違うので二番煎じにまったくならず、
喉に引っかかった骨が取れたような感じがします。


前作『行かずに死ねるか』を読んでなくても、充分楽しめます。
 旅本の多くは、その度を順を追って書き連ねるスタイルであり、前作はまさにそうであったが、今作は「何かの世界一」というテーマにのっとったエッセイの集まりで、どこから読んでも楽しめる。
 著者も書いているが、旅人に「どこがよかった?」と訊かれても、それは人それぞれの感性によって違うものであり、私自身も旅人の一人としてしばしば答えに窮するのだが、そんな質問をする側の人は、本書で様々なジャンルの世界一をエピソードと共に笑いながら読み、質問される側の人も自分の度の追体験を、と旅に関心のある誰もが満足度の高い本だと思う。
 また通常の旅と異なるチャリダーとしての視点で、交通機関を使う旅人とはその国の評価が変わる点も見逃せない。

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