ウチの父が昔よく読んでいた「西丸 与一」。当時は、こんなの何が面白いんだろうと思っていた。なかでも父が特に気に入っていたのが「ドクター・トド船に乗る」というやつだったと記憶している。
今日、僕も試しに「ドクター・トド船に乗る」を読んでみた。すると、父があれだけ「ドクター・トド船に乗る」に夢中だったワケが少しだけわかったような気がする。
ここんとこ風が強い日が続いている。
来週末、寝台列車にでも乗って1人で小旅行に出かけようか。
僕はクローゼットの中のボストンバッグを引っ張り出した。
旅情を誘う
船旅などできる身分ではないのですが、船旅に何となく憧れてこの本を手にしました。読んでみて正解!ページをめくりながら、本当にオセアニアやカリブ海をクルーズしている気分にひたれました。読み進んで残りページがわずかになってくると、ああ、この船旅ももうすぐ終わりかと本当の旅の終わりを迎えるような寂しい気分になりました。文体に気取ったところがなく、素直に読める楽しい本です。船旅に興味のある方なら何方でも楽しめる本だと思いますし、これを読めば是非とも大型客船の船旅を楽しんでみたいという気持ちがさらに増すのではないでしょうか。

